こんにちは!今回は、NVIDIAから登場した新世代のミドルハイエンドGPU「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」は、2024年1月にNVIDIAから発売された最新のミドルハイエンドGPUです。RTX 4070 Tiから性能を引き上げつつ、上位モデルのRTX 4080に迫る実力を持っています。
NVIDIAのRTXシリーズは、ゲーミングに特化したGPUとして知られ、最先端の技術を搭載。その最新モデルである「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」は、一体どんな性能を秘めているのでしょうか?早速見ていきましょう。
GeForce RTX 4070 Ti SUPERの特徴と強み
- RTX 4080と同じAD103 GPUコアを採用し、高性能を実現
- 16GB GDDR6Xメモリの搭載で、高解像度ゲームや生成AIでの優位性
- RTX 4070 Tiから8-10%程度のゲーム性能向上
- 消費電力は285WでRTX 4070 Tiと同じながら、性能が上がっている
- WQHDや4Kゲームで高いパフォーマンスを発揮
- VRやStable Diffusionなど、GPU性能が求められる用途で力を発揮
RTX 4070 Ti SUPERの最大の魅力は、上位モデルのRTX 4080と同じAD103 GPUコアを採用したことによる高性能です。また、メモリ容量が16GBに増えたことで、高解像度ゲームや画像生成AIなどでの優位性が高まりました。
RTX 4070 Tiと比べると、8-10%程度のゲーム性能向上を実現。消費電力は285WでRTX 4070 Tiと変わらないものの、着実に性能が上がっているのが特徴です。
もちろん「DLSS 3.0」対応です。DLSSというのは、AI技術を使ってゲームの画質を向上させる、NVIDIAの独自機能。バージョン3.0では、さらに進化した「フレーム生成」という技術が加わり、パフォーマンスが大幅に改善されました。
この「DLSS 3.0」により、WQHDや4K解像度のゲームにおいて、高いパフォーマンスを発揮します。VRゲームやStable Diffusionなど、GPU性能が求められる用途でも力を発揮します。
GeForce RTX 4070 Ti SUPERの弱み
- FHDゲームではRTX 4070 Tiと大差なく、コスパが悪い
- 大型のグラボで、小型PCケースには入らない可能性あり
- 重量級のグラボでVGAサポートが必須
一方で、弱点もいくつか存在します。
Full HDゲームではRTX 4070 Tiとの性能差が小さく、コスパが悪くなります。
また、大型のグラボであるため、小型PCケースには入らない可能性があります。重量級のグラボでもあるので、VGAサポートステイ(ビデオカードを支えるパーツ)が必須となるでしょう。
GeForce RTX 4070 Ti SUPERが向いている人
- WQHDや4Kの高解像度でのゲームプレイを求めるゲーマー
- VRゲームや画像生成AIを利用するクリエイター
- RTX 4080に近い性能を求めるが、予算の都合で手が届かないユーザー
- ゲーム実況やゲーム配信をする人
では、GeForce RTX 4070 Ti SUPERはどんな人におすすめでしょうか。
まず、WQHDや4Kの高解像度でのゲームプレイを求めるゲーマーにはピッタリです。VRゲームや画像生成AIを利用するクリエイターにとっても魅力的なGPUと言えるでしょう。
RTX 4080に近い性能を求めているものの、予算の都合で手が届かないユーザーにとっても、RTX 4070 Ti SUPERは最適な選択肢になり得ます。
ゲーム実況やゲーム配信をする人にとっても、高性能なRTX 4070 Ti SUPERは心強い味方になってくれるはずです。
まとめ
NVIDIAの新世代ミドルハイエンドGPU「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」は、RTX 4070 Tiから性能を引き上げつつ、上位モデルのRTX 4080に迫る実力を持った注目のモデルです。16GB GDDR6Xメモリの搭載により、高解像度ゲームや生成AIでの優位性も高まりました。
価格は高めで、FHDゲームではコスパが悪くなるのが弱点ではありますが、WQHDや4Kゲーミングを高品質に楽しめる魅力的なGPUと言えるでしょう。
高性能とRTX 4080に近い実力を兼ね備えたRTX 4070 Ti SUPERは、多くのユーザーにとって最適解になり得る1枚です。